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久しぶりに中規模の噴火を起こしてから、1週間経った浅間山である。白い煙は少し上がっているが、またのどかな姿を取り戻している。 のんびりとして見える山容の中に、煮えたぎるマグマを抱えているというのが、何だかうそのような風景だ。 その、浅間山の見えるところにある病院に、友だちの見舞いに出かけた。もう40年来のつき合いの男である。 本人の口から、詳しい病状を聞いた。なかなか状況は厳しそうである。 いつもと変らず、ふたりで笑いながら話をして帰ってきたのだが、本人の心境を思うと、ことの重さは、あとからじわじわとボディーブローのようにきいてきそうだ。 そういう年になってきたのだなと思う。 浅間山のように、また、普段の生活を取り戻してくれることを祈るばかりだ。
by htmkuromame
| 2004-09-09 07:25
| 雑多な感
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