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写真は、風船唐綿(フウセントウワタ)の実である。以前は、「フウセンダマの木」とも呼ばれていた。アフリカ原産のガガイモ科の植物で、実の中には白い糸状の毛を付けた種子が出来る。 原産地では、枕やクッションの詰め物にされるらしいが、日本では、生け花によく使われるようになった。 さて、小泉首相の人選で、「郵政民営化実現内閣、改革実現内閣」とやらいうものができ上がった。 陣容を見ても、ほとんど知らない顔ばかりだ。そして、側近には、山崎、川口という二人が入るのだそうな。 まあ、郵政民営化さえ出来ればいいやということなのだろうが、結局小泉氏は、「そのことに熱心だ」という以外、ほとんどこれといった実績を残せぬまま今日まで至っているわけだ。彼の掲げた他の「改革」は、何か少しでも実効を上げつつあるのだろうか? この国に今一番必要な改革は、少なくとも「郵政民営化」といった局所的な改革ではないだろう、というくらいは政治にそれほど関心がなくても見当がつく。 何ともうつろなものが、この国を動かして行こうとしているようで、不安になる船出だ。風船唐綿は、飾って面白く見られればそれでいいが、実行力のない内閣では国は動かない。 ほんとに大丈夫なのだろうか? 風船唐綿の花言葉は、花が「隠された能力」、実が「いっぱいの夢」なのだそうだが、今の国民に、そのどちらかでも少しは感じさせて欲しいものである。
by htmkuromame
| 2004-09-28 20:03
| 雑多な感
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