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今年も、おでんを作った。といっても、年中行事の町内の催し物のためなのだが。 直径80センチくらいの大鍋にいっぱいの量(120人分)を催しの前日に仕込む。 男ばかり、10人くらいで毎年作っているのだが、年々慣れてきて、手際よく出来るようになってきた。 まず、大根を3〜4センチ幅の輪切りにして皮をむく(皮は、漬物に回す)。やらなくてもいいのだが、煮崩れを防ぐための面取りもきちんとやる。 大鍋の湯が沸いてきたら、大根を放り込む(今年の大根は、少しすが入っていてものが悪い割には大きくて、大根だけで鍋がいっぱいになってしまった)。 大根を煮ている間に、別の鍋で三角に切ったコンニャクを煮る。こちらは、火が通ったらお湯を捨てる。 大根の鍋に、コンニャクと斜め切りにした竹輪を入れて、竹輪が膨れて大根がはしが通るくらいまでになったら(少し固めで良い)、味付けをして(これは、おでんの素でも、麺つゆでも良い)火を止める。 結局、今年は鍋2つになってしまった。 あとは、こたつ布団と新聞で鍋をくるんで一晩放って置くと、少しずつ温度を下げながら具に味がしみ込んで行くという寸法だ。 一晩立って、おでんのつゆが冷め切ってしまわないか?と思われるかも知れないが、ところがどっこい、朝になっても鍋は素手では触れないくらい熱いままなのだ(これは、家庭用の小さな鍋でもあまり変らない。味のしみ込んだおでんを作りたいという方、ぜひお試しを)。 ゆで卵も、前日に作ってしまっても良いのだが、こちらは何故か女性陣の仕事になっていて、当日の朝作られて鍋に追加される。 催し物の当日は、このおでんと焼き鳥とうどんが来場者に振る舞われる。 あいにくの雨降りになって、心配したのだが、おでんは、120人分ほぼ売り切れた(といっても、無料なのだが)。これで、来場者の数がおおよそつかめるというわけだ(一番の判断材料は、卵の残り数)。 量が多くなりすぎた大根だけは、やっぱり残ってしまった。 何でも、大きけりゃいいというものではない。
by htmkuromame
| 2004-10-04 07:54
| 雑多な感
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