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シャコバサボテンの別名である。 クリスマスの頃に花をつけるのでこの名がついた。 人からもらったりして、幾つか鉢があったのだが、手入れの仕方も良く判らないので、たいがい花がついても、咲かずに落っこちたりしていた。 場所もとるので、色違いのものを一緒に植えて、春先から家の外の軒下に放り出しておいたら、今年は陽気のせいか見事な花が咲いた。 わが家では、他のサボテンも冬の間も軒下に植えてある(シャコバは、さすがに外植えは無理なようだが)。 直接霜に当たったりすると、球形の肉厚のものはやはり枯れてしまうが、うちわ型のサボテンは雪が降ろうが凍みようが平気なものである(このあたりでも良く、玄関先に植えてある家を見かける。あ、ちなみにわが家は、寒さ厳しき信州にあるのですが)。 球形のものも、軒下の風の当たらないところなら、冬越し出来る。 ネットなどで見ると、5℃以上のところで育てるように書いてあるところがほとんどだが、そうでもないようだ(もちろん、種類にもよるのだろうが)。 まあ、人間が考えるほど自然は軟弱ではない、ということなのかも知れない。 ※シャコバサボテン=デンマークで改良されたため、デンマークカクタス(カクタス はサボテン)ともいう。 原産地はブラジルの山岳地帯で、着生(岩や木に根を張る)の森林性サボテン。 花言葉は、つむじまがり、美しい眺め、冒険心、だそうな。 仙人掌(シャボテン)には、サポニンが含まれており、1642年頃オランダ船によっ てもたらされたウチワサボテンが石けん(シャボン)代わりに、茎で衣類の汚れを 取ったところから、この名がついたといわれている(石鹸を表すポルトガル語 「サボ」と「手」との合成語とも)。 そう、「サボテン」て、日本語だったんですね。クリスマスつながりでいうと、「ト ナカイ(馴鹿)」みたいに(正確にはアイヌ語だけど)。
by htmkuromame
| 2004-12-14 18:02
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