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ふだんは、家で仕事をしているので、出かけるときしか腕時計はしないのだが、たまにつけて出かけようとしたら、止まってしまっていた。 しかも3つあるうち、2つまでもだ。 3つ、というのが多いのか少ないのかわからないが、ひとつはクイズで当たったもので、もうひとつは3つ1,000円で買ったもののひとつ、そして残りがリサイクルショップで3,000円で買ったもの。 早い話が、高級と名のつく腕時計とはまったくかけ離れたものだということ。 わたしが、時計を買うときの条件は、第一に「電池寿命が長そうなもの」なので、予想以上に早く止まってしまうとがっかりする(1,000円や3,000円やただの品物でぜいたくを言うなという方もあろうが)。 いったい、時計の電池の寿命は、どのくらいまで持つものなのだろうか?という、疑問を持ったのは、写真の腕(元)時計のせいである。 今では、ガラスに傷がつきテープが貼ってあるうえ、本体より先にバンドがだめになってしまったので、鎖で壁にぶら下げたままほうってあるものだ。 この時計、記憶が確かならば、まだ消防団に入っていたとき「はじめて買ったデジタル式」の腕時計である。 日付と時刻を表示するだけの、ごく簡単なものなのだが…。 わたしが消防団をやめて、すでに16年が経っている。 そして、その間、この時計はいちども電池は入れ替えていない。 そう、この時計、16年間止まらずに動きつづけているのである。 日付の表示はだめになっているが、表示されている時間は15分ほど進んだだけである。 この時計、いつまで動きつづけるのだろうか。 いったい、時計の電池の寿命というものは、ほんとうはどのくらい持つものなのだろうか? 巷の電池と比べて、異様に長持ちしているこの時計を見るたび、ふと…。
by htmkuromame
| 2005-06-17 11:19
| 雑多な感
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