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総務省が、自殺サイトなど「有害情報の温床」ともいわれるインターネットを健全に利用するために、ブログなど実名でのネット活用促す(小中学生対象に)。 という内容なのだが…。 有害情報の規制というのなら、そういったサイトをどう取り締まるか考えるのが先決じゃないのか? 実名でブログなんか作ることとそれがどうつながるというのだ? そりゃあ実名じゃ、自殺の勧誘とか爆弾の作り方とか書きにくいだろうさ。でも、そういう情報流す人間がそもそも実名で書き込むであろうか。 それとも、日本じゃ、ネットは全員実名さらさなきゃ使えないようにするとでもいうのだろうか?どこぞの国だって、そこまではいってないだろうに。 それよりも、問題は、小中学生に実名でブログを作らせようという発想だ。 おいおい、個人情報の保護はどうなってしまったんだ。 小中学生が、無邪気に実名で書き込んじゃった個人情報が、どう拾われどう悪用されるかなんて誰にも予測なんてつかないぞ。 ブログには、画像も貼れるんだよ(知らないのかなあ。知っててもそこまで想像が及ばないのかなあ)。 ねえ、小学生が、自分の顔写真堂々と貼り付けて、自分の家の様子なんか無邪気に日記に書いていてごらんよ(考えただけでも背筋が寒くなるなあ)。 こどもを狙う犯罪者には、宝の山の情報源じゃないか。 そのせいで何かことが起こったとき、責任をとれる総務省のお役人は……いるのかね?
by htmkuromame
| 2005-06-27 17:40
| 雑多な感
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