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年に何回か、飲み会で長野まで出かける。 もちろん、車で行くわけにはいかないから、電車(しなの鉄道)でということになる。 昨日も夕方の電車に乗るべく、上田駅のホームに立った。 そろそろ電車が入ってくるころかなと思うころ、少し早めのアナウンスが流れた。 いやな予感がした。 「安茂里、川中島間で、人身事故があったため、次の電車は坂城駅でいったん停車します」 おいおい、またかよ。 実は、長野に向かう下りのしなの鉄道が人身事故で足止めを食ったのは、ここ3年ばかりの間でこれが3回目である。 1回目は、まさに、人身事故を起こした電車の1両目に乗っていた。カタンと何かにかるく当たったような音とショックがあって、電車はしばらく走ってゆっくりと止まった。 青い顔をした車掌が、あたふたと通路をかけて、「接触事故があったため、しばらく停車します」というアナウンスがあった。 現場検証が終わるまで待って、1時間くらい電車は止まっていた。 2回目は、ひとつ前の列車が事故に巻き込まれて、その前の駅で止まってしまった。そのときは、いつまで経っても電車は動く気配がなく、飲み会の開始時間はとうに過ぎてしまい、結局長野にたどり着くことはできず、あきらめて引き返したのだった。 今回は、事故現場よりかなり手前の坂城駅で10分ほど止められただけだったので(事故が起きてから、すでに1時間くらい経っていたおかげだが)飲み会には、少し遅れただけで済んだ。 亡くなった方にはお気の毒だが(今回もそうだったが、人身事故、すなわちほとんどが飛び込み自殺である)大勢のひとを巻き込むのだけは勘弁してもらいたいものだ(電車が止まるだけならまだいいが、脱線や転覆につながらないという保証は無いのだから)。 飲み会で、長野に向かうしなの鉄道に乗るのは、なんとなく不安な今日この頃である。
by htmkuromame
| 2005-09-02 09:19
| 雑多な感
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