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朝早く、市の集団胃検診に行ってきた。 夕べの9時から飲まず食わずである。 空きっ腹にバリウムが旨い! まあ、旨い!というほどではないが、昔よりかなり飲みやすくなった。それに今年から、量が少なくなった(その分濃度が上がって発泡剤が増えた。コップがずしりと重い)。 レントゲンの撮り方も変って、台の上でやたらくるくる横回転させられるようになった(自力で回転するのである、もちろん)。かなりの運動量で、目も回る。 バリウムはいやだという人もけっこういるようだ(特に便秘気味の人)。 胃カメラの方が楽だとか、胃カメラ大好きという変った人も時々いる。まだ、胃カメラの経験がないので、どちらが楽なのかはよく分からない。胃カメラも、医者の腕次第で、快適な場合も、死ぬほど苦しい場合もあるようだから、運次第というところだろう。 なんにしろ、検診を受けるのはかなりのストレスであることは確かだ。検診を受けると却って具合が悪くなるという人も時々いる(放射線の被曝量もゼロというわけではないし)。 検診で何も見つからなかったからといって、100%安全が保障されたわけでもない。(人間ドックで、どこも異常なしと言われた人が翌日ポックリ逝ってしまった何て話も聞いたことがある…ある意味幸せだったのかも知れないが) それでも毎年受けているのは、西方に旅立つまでは病気で苦しまずに居たいという、一種の精神安定剤の代わりみたいなものである。 いずれにしろ、どんな人間だって「天寿」以上には生きられないのだから。 ※バリウム=アルカリ土類金属元素・銀白色でやわらかい金属・記号Ba・原子番号56・重晶石として産出 白色顔料やレントゲン撮影時の造影剤として使用 語源は、「重い」というギリシャ語(barys)らしい。 なるほど。
by htmkuromame
| 2004-07-21 11:23
| 雑多な感
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