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「日本で採用されている一次検査では、若い牛の場合は感染していても、異常プリオンがあまり蓄積されていないため「シロ」と判定される可能性があったり、感染後2〜8年の潜伏期間があって、検出できるのは発症の約6カ月前から」 ということから、「全頭検査には科学的な根拠は余りない」となって、結局は見直しの方向に進みそうだ、というニュースが入ってきた。 これは、もう日本の科学者の間でも、「常識」とされてきたことなのだそうだが、本当だったら何をかいわんやである。 ただ、間違えていけないのは、全頭検査が有効ではないから、検査などせずに輸入してしまえ、という理屈は通らないということ。 検査が有効でないということは、それだけ、BSEが見逃されてきた危険性が大きくなったというだけの話だからだ。 まあ、話の出所がアメリカというのも、お役所(農水省)仕事を信じるしかない我々消費者側としては、充分眉に唾を付けて聞かなければ行けない話だけれどね。 いずれにしても、振り回される食肉業者や消費者にとってはいい迷惑、いや、そもそも人間に食われちまう牛にとっては、どっちにしろ人間こそ一番の迷惑の源か。
by htmkuromame
| 2004-07-03 09:53
| 雑多な感
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